かなり真剣にりんりんネタ

ttp://www.hatena.ne.jp/1113031437
すみません、実は黙ってました、私、林檎姫の
大ファンでして。真剣に回答しちゃいました。


まだオープンされていなくて、書いた文章の
コピペもしてなかったので引用できないんですが、
ポイントは

  • アルバムは三枚しか出さない
  • カルキは「輪廻」をイメージしたアルバム
  • 異常なまでのシンメトリー

という点を踏まえれば、結局”宗教”も”葬列”も
解釈は一緒なのです。


”宗教”の解釈ははてなの回答を見るとして、
”葬列”の解釈について、某所で熱く語ったことがあるので
それをちょとコピペして、補足しておきます。


発端は
”僕を食しても植わらない理由は「渾て獨りぼつちだから」”
の解釈でした。


まず、某所での見解をコピペしておきます。(興味深いので)


(--以下コピペ--)
誰だかが言って居た、人間は自分の半身を探して生きるという
言葉を思い出しての事なのですが。
それを準えて読むと、自分の半身とまで思えた男性への葬送歌
そして自分の歌い手としての一時停止、椎名林檎の葬送歌、
と取れます。
又、桃源郷を、暖かい家庭、と捉えた場合、もういいわ、
という彼女の意思が見れる様に個人的に感じました。


「僕を食しても植わらない訳は
全て一人ぼっちだから(漢字変換歌詞割愛失礼)」
を蛇足ながら自分論で蛇足させて頂きますと。
食す、を(椎名林檎の)体を食すの意味に捉え、
植わるは、相手方男性が腰を据えて家庭に入る、
の意味で捉えております。


つまりのトコ、自分の中では。
「私を食べても、家庭という桃源郷を作っても、
貴方は去るのね」 と、捉えているという事になります。


又、「全て一人ぼっちだから」は、
去った隣に居た男性に「半分の意味」を見出して居た
椎名林檎を半分として、又、一つとして捉えると、
家庭から去るを決断した相手男性を指して、
一人で完結した一人ぼっちだったのねという意味では無いかと。


「生んで廃棄する勇気」
とは、多分、まぁ全て憶測で物事を今測って語っていますが。
桃源郷という「家庭を廃棄する勇気」、
たった一人で育て上げるわよという意味合いだと考えました、
歌い手として再生する意思表明かなぁと。


・出産を経験したことによる「生」への想い
・これまで公私共々色々あったけど、自分のアイデンティティ
を「半分」見出した
・「椎名林檎」というメディアによって作り上げられた
「亡骸」を「消去完了」「白紙に還す予定」


「何の建設も着工してない」とか言いつつ、「桃源郷がない
なら造る」と言うところに次のステップ(東京事変)が
含まれているような気がします。ま、「どうせあたしの
人生語呂合わせ」なのかもしれませんが…(笑)
(--以下コピペ終了--)


私の見解ですが、
「出生の意志」は自分が歌い手になろうと思った理由
「酸素を押し返す」椎名林檎名義での活動を中止
「亡骸」椎名林檎名義のこと
桃源郷椎名林檎名義での活動と、自分の家庭


「僕は両の肢から認知」椎名林檎は旦那のお陰でここまでこれた
「此処に半分の意味を見出す」旦那に半分の意味を見出す
桃源郷をお造りする」家庭と東京事変の活動


「生むで廃棄する勇気」息子を産んでも旦那と別れる
「空を切ってゆく庖丁」??
「今日 胎盤 明日」今までがあって、これからもある


「僕を食しても植わらない」私とSEXしても去っていくのね
「渾て獨りぼつちだから」みんな個々人だし


「こんな輪廻と交際する」こんな私と夫婦になる
「建設も着工も」今後は不明
「白紙に戻す」活動停止


椎名林檎氏が自分の「半分の意味」を見出した相手を
失って、椎名林檎名義の活動はやめる。
だけど桃源郷を求めて、新しい活動を始める。


私はこんな感じに解釈します。
仕切りなおして、新しいフィールドで活躍する。
私には、そう聞こえます。

そういう意味で
>自分の半身とまで思えた男性への葬送歌
>そして自分の歌い手としての一時停止、椎名林檎の葬送歌
という解釈に賛成。


椎名林檎氏の歌詞は、考えれば考えるほど奥が深い。
こんなに独特な感性を持つソンガーは、いないのではないか。
私はそう思います。だからこそ、興味があるのですが。
東京事変での自由奔放な活動に、なお期待します。